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新世界、バスケット女王戦へ進出、国民銀行と対戦へ

新世界、バスケット女王戦へ進出、国民銀行と対戦へ

Posted March. 05, 2002 09:56,   

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新世界(シンセゲ)クールキャットが強豪三星(サムスン)生命ビチュミを抑えてチャンピオン決定戦進出を決めた。

新世界は4日、ソウル・チャンチュン体育館で行われたニュー国民銀行杯2002女子バスケットボール冬季リーグプレーオフの第3戦で、三星生命の終盤の追い上げをかわし63対59で勝利した。

これで新世界は2勝(1敗)したことになり、現代(ヒョンデ)を2試合で破りすでにチャンピオン決定戦進出が決まっているレギュラーシーズン1位の国民銀行セイバーズと6日から5戦3勝制でバスケットボールの女王の座をかけて激突する。

レギュラーリーグで国民銀行に3勝2敗とリードしている新世界は、女子バスケットボール通算4回目のチャンピオンの座を狙う。

第1戦では2点差(三星生命勝利)、第2戦では3点差(新世界勝利)の勝負をした両チームは、4日の最終戦でも火花の散る接戦を見せた。第4クォーターだけでもリードが4回も入れ代わる激しさだった。

第2クォーター後半の一時期、12点もリードしていた新世界は、第4クォーターの出だしで三星生命チョン・ウンスンとロンダ・マッブに連続ノーマークゴール下シュートを許し、51対53と逆転され、勝機を奪われたかのように見えた。

しかし、危機の瞬間に新世界外郭陣の威力が光った。逆転を許してからわずか13秒後の終了6分40秒前、ヤン・ジョンオク(11点)がコート左側からスリーポイントシュートを入れ、その13秒後にイ・オンジュ(17点、3点シュート3)がコート真中から投げたスリーポイントシュートがみごとにリングの中に。

スリーポイントシュート2本で瞬時に57対53に逆転。しかしそれに止まらなかった。相手が慌てたすきをついて以前までレギュラーリーグ平均得点(22.1点)にはるかに及ばない10点にとどまっていたチョン・ソンミンがコート右側45度から投げたミドルシュートが成功し、スコアボードが59対53を示すと、チョン・ソンミン(14点)は勝利を確信したかのように右腕を挙げこぶしを握った。

三星生命はタリ・フィリップスとチョン・ウンスンのシュートで61対59まで再度追い上げたものの力尽きた。2点リードされた終了1分7秒前ゴール下に入ろうとしていたフィリップスがトラブリングを犯したため、攻撃権を逃したのが痛かった。

その後も三星生命は少なくとも延長戦まで持っていくチャンスがあったものの、3度の作戦タイムをすべて使い切ってしまっていたため、セットプレイもできず、敗北を喫した。



田昶 jeon@donga.com