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株価急騰、20ヵ月ぶりに834ポイント

株価急騰、20ヵ月ぶりに834ポイント

Posted March. 05, 2002 10:04,   

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投資信託と証券会社など機関投資家の買いが先行し、総合株価指数は20ヵ月ぶりに830ポイントの大台に乗った。コスダック(韓国店頭株式市場)指数も、外国人の買い注文に支えられ、10ヵ月ぶりの最高水準になった。

総合株価指数は4日、一時847ポイントまで急騰、850ポイント台をやや割り込んだが、取引終了直前に調整局面に入り、先週末比14.22ポイント(1.73%)高の834.21ポイントで取り引きされた。終値は2000年7月13日の845.75ポイント以来の最高値となった。値上がり銘柄数は482と、値下がり銘柄数(306)をはるかに上回り、出来高は6億2176万株、売買代金は4兆7402億ウォンにのぼった。株価の値上がりが取り引きを活発化させる典型的な活況ぶりだった。

株価指数先物市場でKOSPI200の3月物は先週末比1.65ポイント高い104.50ポイントで取り引きを終えた。コスダック総合指数も4.33ポイント(5.80%)高い83.04ポイントで取り引きされ、2001年5月30日の83.22ポイント以来の水準となった。売買代金は2兆4410億ウォンと、10ヵ月ぶりの最高額となった。

機関投資家は株式市場で、外国人投資家はコスダックで、それぞれ株価を引っ張った。また、投資信託は株式市場で1626億ウォン、証券会社は1116億ウォンもの買い越しとなった。主な買い越し銘柄は三星(サムスン)電子(624億ウォン)、韓国電力(359億ウォン)、SK(234億ウォン)、浦項(ポハ

ン)製鉄(229億ウォン)、韓国通信(169億ウォン)など優良大型株。外国人投資家は一時売り越しに転じたが、92億ウォンの買い越しで取り引きを終えた。

コスダック市場で、外国人投資家は826億ウォンもの買い越しを強めた。これは2000年3月23日の965億ウォン以降2年ぶりの水準。外国人は上げ幅の大きい株式市場の大型株を売り出して利益を実現する一方で、株式市場のイエロー・チップとコスダック市場の優良株を買い取っているとみられる。



洪贊善 hcs@donga.com