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民主党大統領候補選「改革派」一本化の動き

民主党大統領候補選「改革派」一本化の動き

Posted March. 07, 2002 09:33,   

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与党民主党の済州道(チェジュド、9日)、蔚山市(ウルサンシ、10日)の大統領候補を選ぶ党内予備選挙を控えて、国民選挙人団を対象に行ったアンケート調査の結果、同予備選挙の輪郭が次第に表面化することによって、一部の予備選挙候補陣営内で同選挙を途中で放棄することを深刻に検討している模様。

これとともに改革派議員を中心にした改革候補単一化の動きも本格化し、候補の間の離合集散を通じた予備選挙の新たな構図作りが近く急流に乗る可能性がある。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)候補派の千正培(チョン・ジョンベ)議員と金槿泰(キム・グンテ)候補、予備選挙キャンプのスポークスマンである任鍾鉊(イム・ジョンソク)議員、鄭東泳(チョン・ドンヨン)候補と親密な仲の辛基南(シン・ギナム)、李鍾杰(イ・ジョンゴル)議員の改革派議員4人は、6日、緊急に会合し、盧武鉉−韓和甲(ハン・ファガブ)−鄭東泳−金槿泰候補の候補単一化問題について集中協議した。

その結果、「民主的正統性を持った改革候補が予備選挙で勝利すべき」だということで一致し、7日午前、記者会見を開いて4人の候補の単一化を促すことを決めた。

すでに4候補陣営の主要人物らと接触し、候補単一化の原則に相当な共感を得たものとみられる。また、辛基南議員は5日、済州道で鄭東泳候補に会い、候補単一化に対する改革派議員らの意向を伝えたとされる。

これと関連して、金槿泰候補は6日、済州道で東亜日報の記者に会い「依然として決心を固めてはいない」と前置きにした後「わたしにだって執着がないわけではない。しかし、わたしはオープンした立場だ」と語り、候補単一化の動きが表面化する場合、候補を辞退する可能性があることを強力に示唆した。

金槿泰候補は「万が一、候補を辞退すると決心した場合、改革指向の4人の候補と話し合い、今後の戦略について熟議したい」と述べた。

また、他の予備選挙候補らも同日「わたしに向けていろいろな方向から圧力が加えられている」とし「しかし、アンケート調査が間違っていることもあり得るだけに、ひとまず済州道と蔚山での党内予備選挙が終ったあとに(去就を)考えたい」と話した。



尹永燦 yyc11@donga.com · 夫亨權 bookum90@donga.com