Go to contents

「大統領対総裁」与野党暴露合戦さらに激化

「大統領対総裁」与野党暴露合戦さらに激化

Posted March. 08, 2002 09:53,   

한국어

与党民主党は7日、野党ハンナラ党李会昌(イ・フェチャン)総裁のソウル嘉會洞(ガフェドン)にあるヴィラ(住宅)を「家族タウン」と定義付け、資金の出処を明らかにせよと圧力を加えた。

これに対して、ハンナラ党は、金大中(キム・デジュン)大統領一家の財産に関連した追加の暴露を予告しており、与野党の暴露合戦が次第に激化している。

民主党の李洛淵(イ・ナクヨン)スポークスマンは「李総裁が姻せきの家だとしても、105坪のヴィラを47ヵ月にわたって無料で住んだのは、4億7000万ウォンの贈与を受けたのも同然だ。このヴィラに無料で住んだならば、贈与税の申告漏れにあたり、傳貰(ジョンセ、保証金を払って一定期間他人の不動産を借りること)で住んだならば、財産申告漏れになるので、公職者倫理法に背く」という見方を強調した。

同スポークスマンはまた「ハワイ大東西問題研究所の無給研究員である李総裁の長男、正淵(ジョンヨン)氏が何の金で米国に滞在して家族の生活をやりくりしているのか知りたい」とし、正淵氏の資金の出処について疑惑を提起した。

張全亨(チャン・ジョンヒョン)副スポークスマンも「2階は息子夫婦が住んでいて、3階は李総裁夫婦、4階は娘夫婦が住んでいる嘉會洞のヴィラは、一言で言えば李総裁の『家族タウン』」だとし「同ヴィラの総坪数は315坪だから、家族1人当たり52坪に住んでいるようなものだ」と非難した。

これに対して、ハンナラ党の南景弼(ナム・キョンピル)スポークスマンは論評を通じて「40年間にわたって金大統領の執事を務めているアジア・太平洋財団(亜太財団)の李守東(イ・スドン)元常任理事と、40年間の秘書室長である権魯甲(クォン・ノガプ)元最高委員が明白な法律違反容疑を受けているのにもかかわらず、大統領は沈黙で一貫している」とし「大統領一家と亜太財団の絶縁を宣言せよ」と述べた。

同スポークスマンはさらに「民主党が攻勢を続ければ、大統領の威信を考慮して、提起しなかった大統領一家の財産関連資料を公開することもできる」と警告した。

李康斗(イ・ガンドゥ)政策委議長は党3役会議で「李守東容疑者が国家機関の人事にばく大な権力を行使したのは、国家の綱紀を揺さぶる国政ろう断事件だ。李容疑者のあらゆる疑惑は、大統領と通じざるを得ない」との認識を強調した。

李在五(イ・ジェオ)総務も「現政権の権力とからんだ不正の主な軸である亜太財団と李守東容疑者、権魯甲元最高委員など中核人物らの不正に対して特別検事による捜査を必ず行なうべきだ。李明載(イ・ミョンジェ)検察総長は聖域なしの真相糾明を行なうように」と求めた。



崔永海 yhchoi65@donga.com · 梁鍾久 jkmas@donga.com