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朴槿恵氏−李壽成氏「新党の必要性に共感」

朴槿恵氏−李壽成氏「新党の必要性に共感」

Posted March. 09, 2002 10:48,   

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政界の一角から6月の地方選挙の前後に、新党を設立し「第3の大統領候補」を前面に押し出そうとする動きが次第に具体化しつつある。これによって、年末の大統領選挙が実質的に多数の候補者で行われる可能性が大きくなっている。

野党ハンナラ党を離党した、朴正煕(パク・ジョンヒ)元大統領の長女朴槿恵(パク・グンヘ)議員と李壽成(イ・スソン)元首相は8日昼、ソウル江南(カンナム)のマリオットホテルで会い、新党設立の必要性に共感したとみられる。朴議員は会見の後「政治改革を実現するうえで同じ考えを持つ方々と力を合せて、国民が希望を持てる国を作るためともに努力することで意見が一致した」と述べた。

朴槿恵議員は、地方選挙に参加する問題について「具体的に考えたことはないが、状況を見守りたい」と語り、政局の推移次第では、6月の地方選挙前に新党を設立することも検討していることを示唆した。

また李壽成元首相は「既存の政党の離合集散を通じた政界改造を考えているのではない」とし、各界各層の新進勢力の糾合に乗り出す意向を示した。

一方、金泳三(キム・ヨンサム)前大統領もこの日、京畿道楊平郡龍門山(キョンギド・ヤンピョングン・ヨンムンサン)の山登りを終えた後、記者懇談会を開き「大統領選挙の構図は今後も数回にわたって変わり得る」とし、適切な時期に野党自民連の金鍾泌(キム・ジョンピル)総裁に会う計画だと語った。

ハンナラ党の副総裁を辞任した姜三載(カン・サムジェ)議員も同日、馬山(マサン)で記者と会い、「李会昌(イ・フェチャン)総裁が朴槿恵議員に続き金徳龍(キム・ドクリョン)議員まで離党した後も、党刷新への努力を示さないならば、大統領選挙候補選び(5月9日)と地方選挙前後に、党に大きな混乱が招かれるだろう」と述べた。

同議員は「現在としては離党の計画はないが、2〜3ヵ月後の状況までは分からない」と付け加えた。

金徳竜議員は8日、与党民主党に再度入党した金相賢(キム・サンヒョン)前議員らとゴルフを兼ねて会い、ハンナラ党離党の時期と離党以降の進路などについて意見を交換した模様。

一方、16日の光州(クァンジュ)での党内候補選びの前に「重大決心」をするとされている民主党の韓和甲(ハン・ファガプ)常任顧問は8日「(年末の大統領選挙は)3金の空白を埋めるための多数対決の構図になるだろう」という見方を表明した。

同常任顧問はとりわけ「金を渡して試験の答案を買うのに(不正選挙)抗議して登校拒否するのを非難できるか」と述べ、状況次第で候補を選ぶ党内予備選挙結果に不服の意を示す可能性を示唆した。



chang@donga.com