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李会昌総裁 党内紛の中、日本へ

Posted March. 11, 2002 10:33,   

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野党ハンナラ党の李富栄(イ・ブヨン)副総裁が10日、「党が深刻な危機に直面したことについて責任を取って李会昌(イ・フェチャン)総裁をはじめとする指導部はすべて辞任し、非常対策機関を設置しなければならない」と主張したことで、同党の内紛危機がさらに深刻な様相を見せている。

李副総裁は電話を通じて、「5月に予定されている大統領候補を選ぶ党内予備選挙は、流れる可能性が高くなっただけに、6月の地方選挙以降に日程を調整すべきだ」とし、李総裁がこの主張を受け入れない場合は、副総裁を辞任すると述べた。

金徳竜(キム・ドクリョン)議員も記者たちと会って「(李総裁と)これ以上交渉することはない」と述べ、離党の意思を明らかにした。金議員は朴槿惠(パク・グンヘ)議員については「すぐ会う計画はないが、新しい政治環境を求めている点では考え方が一致しているようだ」と述べ、連帯の可能性を示唆した。

しかし李総裁は、訪日(10〜13日)のために出発する前に記者懇談会を開き、「党の政治志向と確固たる位置を否定し、意図的に分裂させることが目的である政界改編は受け入れられないし、成功できないと考える」とし、新党設立の動きを批判した。

李総裁はまた、「これまで新党設立の動きは多くあったが、国民の意思に合わないと泡のように消えた。これから歩むべき道が決まった以上、我々は進むべき道をはっきりするつもりだ」とし、非主流議員たちの要求に応じない意向を明らかにした。一方、ハンナラ党の若手議員たちによる院内外地区党委員長の会である「未来連帯」は、李総裁が帰国し次第、大統領選挙に備えた集団指導体制の導入を含めた党内紛の収拾策をまとめるよう要求する計画だ。



鄭然旭 jyw11@donga.com · 李鍾鎡 taylor55@donga.com