Go to contents

朴セリ 史上最年少グランドスラム達成めざす

朴セリ 史上最年少グランドスラム達成めざす

Posted March. 13, 2002 09:38,   

한국어

「目標はいつも優勝だが、無理するつもりはありません」

14日開幕する自分の今シーズン初の米LPGA大会となるピングバナーヘルス(賞金総額100万ドル)に出場する朴セリ(25、三星電子)は例年とは異なり、今年初の大会には欲を捨てた。

一般的に、シーズン初の大会では「何かを見せなければならない」という負担が生じるものだが、今大会では、2週間後に行われる今シーズン初のメジャー大会であるナビスコチャンピオンシップで史上最年少の「グランドスラム」達成に向けたコンディション調節に重点を置く予定だ。

米女子プロゴルフへの進出以来、もっとも長い2ヵ月間の厳しい冬季訓練を済ませた朴のコンディションは現在、90%ぐらい。来週行われるウェルチスサークルKチャンピオンシップまで、2週間連続で出場し、コンディションと実践感覚を100%にまで押し上げる計画だ。

今大会は朴を含めて、世界女子プロゴルフの「ビッグスリ」ーと呼ばれるA.ソレンスタム(スウェーデン)とK.ウェブ(豪州)が去年10月、三星ワールドチャンピオンシップ以来初めて激突する舞台。

とくに、今シーズン開幕戦(武富士クラシック)の優勝者、ソレンスタムは、今年の大会と同じ場所で行われた(アリゾナ州フィニックス・ムーンバレーCC)去年のこの大会の第2ラウンドで、13アンダー、59打の歴代第1ラウンド最低打の記録を立てて、27アンダー、261打で優勝した。

しかし、当時の朴セリは25アンダー、263打で準優勝し、ムーンバレーCCには強みを持っている。7日早々と、専門キャディのコーリン・カンとフィニックスに移動し、万全の準備を整えた朴は、「コースが私のゴルフスタイルと合っているため、チャンスが来れば優勝まで狙えるが、今シーズンの最高目標はナビスコチャンピオンシップの優勝だ。この大会で無理をして生涯たった一度の最年少グランドスラム達成の機会を逃したくない」と述べた。

一方、今大会には、3日の武富士クラシックで3位タイとなり好スタートを切った「コアラ」朴ヒジョン(22)と、ムーンバレーCCがホームコースのような朴祉垠(パク・ジウン、23、梨花女子大学)、金美賢(キム・ミヒョン、25、KTF)、ハン・ヒウォン(24、フィラコリア)など、韓国の女子選手の多くが出場する。



安永植 ysahn@donga.com