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さあ、次はフィンランド戦 仕切り直しだ

Posted March. 16, 2002 09:41,   

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14日のチュニジア戦を終えてスペインのラマンガキャンプに戻ったサッカー韓国代表チームは、15日は軽い回復練習で調子を整えた。選手のほとんどは明るい顔をしていた。彼らの表情には一週間後に迫ってきたフィンランド戦を準備する真剣さがにじみ出ていた。

しかし、選手に残念な気持ちがないはずがない。主力級のDF、金太映(キム・テヨン(32、全南ドラゴンズ)も同様。さらに、金太映にはチュニジア戦が大きな意味を持っていた。「臨時」というレッテルが付けられてはいたものの、キャプテンの重責を担って選手をリードした試合だったからだ。

「でも洪明甫(ホン・ミョンボ)さんがいたので負担は少ない。キャプテンという負担を洪明甫さんがおろしてくれたと言えます」こうは話しているものの、現在チームで、ともに練習に取り組んでいる「ベテラン」洪明甫(33、浦項スチロス)を抜いてキャプテンになったことが、気にかかる。ヒディンク監督が洪明甫に負担を与えないためにキャプテンを任せなかった配慮が、金にはかえって負担になった。

事実、金太映はキャプテンとして、そして先輩として後輩を励まさなければならず、肩の荷が重い。とくに、今回の代表チームには若い選手が多い上、ヒディンク監督もコミュニケーションを強調しているため、自ら後輩と多くの対話を交わそうと努力している。

「食事時間にも監督の指示で先輩と後輩が一緒に座ります。試合が終わると、翌日後輩と対話を通じて試合を振り返ります」

金は「後輩に間違いを悟らせるのも先輩の役割だ」と、先輩の役割について言いながら、「チームの融和が第一だ」と強調する。

「近く日本のJリーグで活躍している選手がチームに合流しますが、彼らと調和するのも重要だと思います。3ヵ月後に迫ったW杯まで、チームが一丸となってよい成績をあげます」



朱性元 swon@donga.com