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尹晶煥らJリーグ組スペイン着 代表チームに合流

尹晶煥らJリーグ組スペイン着 代表チームに合流

Posted March. 19, 2002 09:31,   

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尹晶煥(ユン・ジョンファン、29、セレッソ大阪)が9ヵ月ぶりに太極マークを付けて、韓国代表チームの練習に合流した。

尹晶煥は18日、柳想鉄(ユ・サンチョル)、黄善洪(ファン・ソンホン、柏レイソル)、崔龍洙(チェ・ヨンス、ジェフ市原)ら、「Jリーグ組」とともに代表チームの遠征キャンプがあるスペインのラ・マンガに着いた。

去年のコンフェーデレーションズカップ以来、再び代表チームのユニフォームを着るようになった尹は、「最後の機会だと思って、最善を尽くしたい」と抱負を語った。やっと実現した代表チームへの合流。それに、ややもすれば20日夜のフィンランドとの評価戦の出場にブレーキがかかるところだった。

10日の試合で相手DFの深いタックルに左側の足首を痛めた。幸い、けがはたいしたものではなく、17日の試合で70分ぐらいプレーできるほど回復した。尹は「長時間飛行機に乗っていて、足首が少し腫れたが、大した問題ではない」と話した。

代表チームにこれといった「プレーメーカー」がいない状況で、尹がフィンランド戦でどのようなプレーを披露するかに関心が集まっている。13日にチュニジア遠征評価戦で宋鍾国(ソンジョングク、釜山アイコンス)、李天秀(イ・チョンス、蔚山現代)などを交互に攻撃的MFのポストに起用してみたが、攻撃の手がかりを見出せなかったのがヒディンク監督の悩みの種だ。

いまのところ、尹に対するヒディンク監督の期待は半々ぐらい。ヒディンク監督は尹の「頭脳プレー」と「豊かな経験」を認め、「代表チームでうまく適応できるか十分に対話を交わしてみたい」と言っていた。しかし、「マルチプレー」を強調するヒディンク監督のスタイルから見て、「攻撃的MF」のほかには、これといったポストのない尹が快く思われないのも事実だ。さらに、ヒディンク監督は尹の体力にも疑問を持っている。

これに対し、尹は「日本でプレーするのと、欧州選手とぶつかってプレーするのとは違いがある」と慎重に応じた。尹は「まだ、ヒディンク監督が何を注文してくるかは分からない」と言ったが、彼の心の中にはすでに試合の「構図」が描かれている。

尹は「最前方のOFのすぐ下の攻撃的MFになりたい。私にはとても慣れたポストだ」と望みを語った。



朱性元 swon@donga.com