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ペルー・リマの米大使館近くで爆発

Posted March. 22, 2002 10:26,   

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ペルーの首都リマ市内の米大使館の近くで、20日午後10時45分頃(韓国時間21日)、車に仕掛けられた爆弾が爆発し、6人が死亡、多数の負傷者が出たと、フェルナンド・ペルー内務相が明らかにした。23日のブッシュ米大統領の訪問を標的にしたものとみられる。

まだ自らの犯行を認める声明は出ていない。テレビは、死者が9人にのぼると報じ、ラジオ放送は、ローラスケートをはいた子どもを含め、少なくとも4人の死体が残がいとともに散らばっていたと伝えた。

爆発は、深夜映画館やレストランの密集地域であるリマ市ラモリナの「エルポルロ」ショッピングセンター前で発生、爆発でホテル一ヵ所と米国大使館向かいの銀行が被害にあい、近くにあった自動車3台も炎上した。しかし、現場からかなり離れている米大使館は、外見上は被害を受けていない模様と、現地のマスコミが伝えた。ペルーでは19日、左翼系の約150人が、ブッシュ大統領の訪問に抗議して、米大使館近くでデモが行なわれた。