「1億ウォン貯金しても1年の利子はたったの1万ウォン」。
ゼロに近い金利を適用している日本の大型銀行が再び金利を引き下げる。三菱東京フィナンシャル、みずほホールディングス、UFJホールディングス、三井住友銀行の四大金融グループは、来月から普通預金の金利を現行の年間0.02%から0.01%以下に引き下げる計画だと日本経済新聞が25日報道した。
これは1000万円(約1億ウォン)を1年間預けても、利子が1000円(約1万ウォン)にもならない。営業時間外の現金引き出し機を利用すれば、利子がすべて手数料に回されることになる。
大型銀行の普通預金の金利引き下げは、来月1日のペイオフ(破たん金融機関の預金払い戻し保証額を元本1000万円とその利息に限る措置)実施にともない、預金が定期預金から普通預金に集中することを防ぐためだ。普通預金は定期預金より運用時間が短く、不安定で、金融機関が預金残高に応じて国に納める預金保険料が引き上げられるため、銀行としては不利だ。
李英伊 yes202@donga.com