Go to contents

金重権氏も辞退、民主党大統領候補選挙

Posted March. 26, 2002 10:14,   

한국어

与党民主党の大統領選候補の予備選挙に参加している金重権(キム・ジュンクォン)候補は、25日に党本部で記者会見を開き「力不足を実感した」と述べて、候補を辞退した。これで7人でスタートした民主党の予備選挙は、李仁済(イ・インジェ)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)、鄭東泳(チョン・ドンヨン)候補の三つどもえとなった。

これをうけ李仁済候補の関係者の一人は、「金重権候補が明らかにした辞退の理由をみると、事実上盧候補を支援することになる。李候補は今後の対応を深刻に悩んでいる」と述べ、予備選挙の構図が大波乱となる可能性を示唆した。李候補陣営の金允秀(キム・ユンス)公報担当は金候補の辞退について、「まったく予想もしなかったことで、衝撃的だ。26日に李候補とともに参謀会議を招集して、今後の対応策を話し合う」と述べた。

金重権候補は記者会見で「一部では善戦したとは言うものの、光州(クァンジュ)、大田(テジョン)、忠南(チュンナム)、江原(カンウォン)で、力不足を実感した」とし「大邱(テグ)、慶北(キョンブク)で圧倒的な勝利を収めても、政治の発展には貢献しない」として、辞退を宣言した。

さらに「なかでも光州の選択を重く受けとめずにはいられない。地域統合とは懸け離れた忠南、大田で、地域出身候補に無条件に票を投じる現象に失望した」と、辞退の理由を説明した。

金重権候補はまた「次期政権は、東西連帯政権となって、全地域と全階層から均等に支持される候補が指導者にならなければならない。私が主張する東西和合と国民大統合論は、全国各地で一様に票を得る時に意味がある」と述べた。

金候補は、これまでに行われた6つの市・道の予備選挙で、全体有効投票の12.6%の920票を獲得して3位だったが、途中で辞退したことで、これらの票はすべて無効となる。



尹永燦 yyc11@donga.com · 崔永海 yhchoi65@donga.com