来年予算は１２０兆ウォン以内 政府方針

政府は来年の実質成長率を５〜６％という見通しで、予算枠を１２０兆ウォン内で組むことにした。政府は２６日の閣議で来年の予算編成方針をこのように決めた。

張丞玗(チャン・スンウ)企画予算処長官は「来年は景気上昇局面に入り、年間５〜６％の実質成長となり、物価上昇は２〜３％以内の見込み」と述べて「来年の財政規模は伸び率７〜９％の経常成長率の枠内に最大限抑える方針だ」と語った。

このため政府各部署の予算は、人件費と基本事業費は今年の水準で、主要事業費の合計は、今年の予算より１割アップの範囲で抑えることになりそう。

企画予算処は△所得税と法人税の税率引き下げなど、昨年の税法改正で税収の増加幅がさほど増えず、△公企業の民営化が今年中にまとまって、売却代金収入も大幅に減少するなど来年は歳入環境が悪化することを懸念している。

このため財政規模の増加率を最大限抑えて、非課税や減免の恩恵を減らすなど、歳入基盤を堅め、予算と基金、基金間の重複作業を抑制する方針だ。

企画予算処は３０日までに各部署に予算編成方針を通達し、各部署ではこの方針に従って、５月末までに来年予算を要求する。

朴來正 ecopark@donga.com