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イスラエル軍、国連の撤退決議案無視し総攻撃

イスラエル軍、国連の撤退決議案無視し総攻撃

Posted April. 01, 2002 10:02,   

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イスラエル軍がヨルダン川西岸のラマラなど、パレスチナ自治都市を占領したことに次ぎ、国連安全保障理事会が先月30日にイスラエル軍の即時撤退を要求する決議案を採択した。

しかし、イスラエル軍は31日、ヨルダン川西岸のラマラにあるパレスチナ自治政府庁舎に対する攻撃を再開し、予備軍動員令を宣布するなど、攻撃の度合いを強めている。

パレスチナ情報長官は同日の朝、イスラエル軍が本部建物に進入してパレスチナ警護員たちと銃撃を交わし、その過程で数人の警護員たちが負場したと発表した、イスラエル兵士たちはアラファト議長の宿所にも進入したと知られている。

イスラエル軍は31日、ラマラの他にベスレヘム、ヘブロンなど、他の地域にも追加進入した。30日にはレバノン南部も空襲した。

アラファト議長が率いる最大ゲリラ勢力であるファタハ(パレスチナ民族解放運動)は30日に声明を発表して、イスラエル軍とユダヤ人定着民に対する攻撃を強化することを促し、武装闘争に入ることを宣言した。