30日に慶尚南道馬山(キョンサンナムド、マサン)の室内体育館で行なわれた慶尚南道地域の与党民主党の大統領選予備選挙で、盧武鉉(ノ・ムヒョン)候補が、有効投票2372票のうち72.2%の1713票を獲得して、トップになった。
盧候補は、これまでの7回の地域予備選挙で累積得票が3857票(44.1%)となり、総合順位でトップを走っている李仁済(イ・インジェ)候補との票差を445票に縮めた。これにより、5日の大邱(テグ)(3401人)、6日の仁川(インチョン)(3628人)、7日の慶尚北道(キョンサンプクト)(3859人)の予備選挙が、今後の行方を占う分水嶺になるものとみられる。
民主党は、31日の全羅北道(チョルラプクト)までの16地域のうち、半分の8地域の予備選挙を終えたものの、8地域の選挙人団数は、総選挙人団の25.8%に過ぎない。
李候補は、慶尚南道地域の予備選挙で、盧候補より1245票少ない468票(19.7%)の得票にとどまったが、累積得票は4302票(49.2%)でトップを守った。鄭東泳(チョン・ドンヨン)候補は、191票(8.1%)を得て、累計584票(6.7%)となった。
一方、大田(テジョン)と忠鋻南道(チュンチョンナムド)地域で、李候補に票が集中したのに対し、慶尚南道地域では盧候補に票が集まり、地域対立主義論争が再燃しつつある。慶尚南道の予備選挙には、選挙人団4201人のうち2402人が参加したが、これまでの予備選挙の中では最も低い57.1%の投票率だった。
鄭用𨛗 yongari@donga.com