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検察、スポーツトトのロビー疑惑を捜査

Posted April. 01, 2002 10:02,   

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検察はスポーツ宝くじの「スポーツトト」を発行するスポーツトト(株)の大株主、「タイガープルス・インターナショナル」が事業権を獲得する過程で株式ロビーを行った疑惑と関連し、捜査着手を検討していると、31日発表した。

最高検中央捜査本部(金鍾彬検事長)は、昨年からタイガープルスが政府高官や政治家らを相手にロビー活動を行ったという諜報を入手し、関連情報を収集してきたと説明した。

検察関係者は「捜査に乗り出す必要があると判断したが、他の大型事件が多く時間に追われて捜査できなかった」とし「即時捜査に着手するのは容易でないが、必ず真偽いかんを確認すべき事案」だと述べた。

検察内部的にはタイガープルスのロビー疑惑への捜査が不可避だという意見が多い。ある検事は「すでに犯罪容疑について多くの手掛かりを確保した状況であるため、時期が問題であるだけで、いつかは始まるはず。捜査は必ず行われることになっている」と語った。

一方、タイガープルス代表の宋在斌(ソン・ジェビン、33)氏は「スポーツトトの事業権選定と関連し、高官の親戚・姻戚へのロビー疑惑が提起されている」という東亜(ドンア)日報の報道(3月30日付)について「事実無根」だと強調した。

宋氏は「事業権を獲得したのは昨年2月のことで、現政権の初期に与党・政府の主要補佐役を務めたC氏に初めて会ったのは昨年4月のことだ。その際は外資誘致を助けてもらうため接触したもので事業権の獲得とは関係ない」と話した。

宋氏は「C氏がスポーツトト事業に将来性があると判断し、周辺の人々に3億ウォン分の株式の買入れを勧めたが、その株式はスポーツトトの持株会社であるタイガープルスの株式で、誰が株式を持っていようが、それは株主らの間の取引きから派生したもの」だと述べた。



李明鍵 gun43@donga.com