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見つけた!「ポーランド・ポルトガル・米国の弱点」

見つけた!「ポーランド・ポルトガル・米国の弱点」

Posted April. 04, 2002 09:38,   

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ヒディンク監督は「W杯は参加することに意義があるのではなく、世界的強豪と戦うためにそのレベルに合うプレーが必要だと選手たちに強調してきたし、全選手がそれにちゃんとついてきてくれたので自分が目標とするレベルに近づいてきた」と述べた。

監督は特に、負傷で長期間代表チームに合流できなかった洪明甫(ホン・ミョンボ、浦項スチラス)がカムバックし、守備ラインに安定感を加えたことについて満足の意を表したが、尹晶煥(ユン・ジョンファン、セレッソ大阪)に対する評価は控えた。尹はテクニックにおいては、かなりのレベルに達しているが、スピードが不十分で荒くなれないのが問題だからだ。ただ今回のヨーロッパトレーニング期間に弱点を克服するために努力する姿を見せ、代表チーム入りの可能性が以前より高まったと評価した。

監督はまた「ポーランドとポルトガルが最近の試合で奇しくも両方とも破れたが、この結果を見て韓国も勝てると軽く評価するのは間違いだ。日本とフィンランドの選手が積極的で闘志あふれているのに対して、ポーランドとポルトガルの選手は、意志の疎通が不十分だった。ポルトガルが韓国が2対0で勝利したフィンランドに負けたからといって、韓国がポルトガルに勝てるとは言えない。サッカーは計算できるものではない」と話した。

ヒディンク監督はこれまで1次リーグでの相手であるポルトガル、ポーランド、米国の情報を集中的に収集してきたとされる。

監督は「米国とポーランドが似たようなスタイルのチームならば、ポルトガルは彼らとはまた違うスタイルのチームだ。今後トレーニングの過程で各相手に合わせた戦術トレーニングを集中的に行う。特にパワープログラムを通して選手たちのスピードと持久力を最大化し、疲労回復時間を短縮するのに力を入れたい」と話した。

ヒディンク監督は20日、コスタリカとの前哨戦向けの代表チーム構成について「韓国サッカーの未来のためのチームを作りたい。若い選手たちを合流させ成長できるチャンスを与えたい」とした。

ヨーロッパなど海外組の合流が困難な点をかんがみて、国内組中心に代表チームを構成するが、五輪代表チームやユース代表チームからも一部の選手を合流させ、可能性を見極めたい考え。

韓国代表チームは12日、大邱(テグ)で召集され、コスタリカ(20日、大邱)と中国(27日、仁川)との試合に備えたトレーニングに入る。



梁鍾久 yjongk@donga.com