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林東源特使 平壌で北側と会談続ける

Posted April. 05, 2002 09:23,   

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金大中(キム・デジュン)大統領の特使として、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の平壌を訪問している林東源(イム・ドンウォン)大統領外交安保特別補佐官らの特使団は4日、北朝鮮側と実務者レベルの会談を通じて南北当局間の対話再開、離散家族の相互訪問などについて話し合い、合意に近づいた模様だ。

韓国側はこの席で、北朝鮮が離散家族の再会、南北対話の再開など韓半島の緊張緩和に協力的な態度を示せば、第2回経済協力推進委員会を通じて30万トンのコメ支援、借款の提供や「アリラン祝典」への韓国国民の参加について前向きに協議する用意があるという立場を北側に伝えたものとみられる。

韓国と北朝鮮は4日、金保鉉(キム・ボヒョン)国家情報院第3次長と金完洙(キム・ワンス)北朝鮮アジア太平洋平和委員会副委員長が実務者会談に臨み、韓半島の危機防止と南北対話の再開について夜遅くまで意見を交わしたと伝えられている。

また林特使と金正日(キム・ジョンイル)総書記との会談が、4日午後行われると予想されていたが、夜になっても確認されていない。しかし韓国政府関係者は、3日行われた林特使と金容淳(キム・ヨンスン)北朝鮮労働党対南担当書記との会談で、南側が示した日程を北側が金総書記に報告した可能性が高いとし、会談が行われたのではないかという見方も出ている。



金影植 spear@donga.com