韓国と中国間の特許出願数が増えていることから、両国間の「特許協力」が強化される。
金光琳(キム・グァンリン)特許庁長と中国の王景川知識産権局庁長は9日、済州で「第8回韓中特許庁長会議」を開き、両国の特許審査において、「共同審査プロジェクト」を推進することで合意する予定だ。これは、両国に共同出願された発明特許などの審査で、重複審査による出願人の費用負担を減らし、迅速に権利を設定するために審査を共同で進めるもの。
また両国は特許出願の際に出願人の権利を認める「優先権証明書類」を電子媒体によって交換、出願人の時間と費用を大幅に減らすことにした。
92年の韓中国交樹立以降、韓国企業による中国への特許出願は92年195件から、2000年2140件へと増加し、国別の出願数は日本、アメリカ、ドイツに次ぐようになった。
具滋龍 bonhong@donga.com