英国のバークレイズ・キャピタルは、来年末には韓国と日本の信用格付けがA1で同じになるとと展望した。また、10年以内に韓国は、実質的な購買力が日本を上回ると予想した。
韓国は持続的な構造改革と景気回復で信用度が上ったが、日本は構造調整の意志が見えず、国家信用度が落ちるとの分析だ。バークレイズ・キャピタルのプレゴ・アジアリサーチ所長は、10日、記者懇談会で「韓国は通貨危機を経験し、より強い構造調整を成し遂げたが、日本は一時的な景気浮揚だけにこだわっている」と語った。
同氏は世界銀行(IBRD)と国際通貨基金(IMF)で韓国分析業務を担当したことがある。
同氏は「韓国が継続した成長を成し遂げ、日本が根本的な構造調整を断行できないならば、10年以内に1人当りの国民総所得(GNI)の格差が大きく縮まり、購買力評価指数(PPP)は同じ水準に達するだろう」と展望した。
金斗英 nirvana1@donga.com