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崔圭先氏周辺にソウル市副市長、警察幹部

崔圭先氏周辺にソウル市副市長、警察幹部

Posted April. 15, 2002 09:31,   

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金大中(キム・デジュン)大統領の3男の弘傑(ホンゴル)氏をバックに各種の利権に介入した疑いを受けている未来都市環境代表の崔圭先(チェ・ギュソン、42)氏が、ソウル江南区三成洞(カンナムク・サムソンドン)のOホテルに泊まって、金熙完(キム・ヒワン)前ソウル市政務副市長や警察幹部C氏らと検察出頭に備えて対策を話し合ったと伝えられた。ソウル地検特捜第2部は、崔氏を15日に召喚することにした。

崔氏は、11日から13日までOホテルに宿泊し、取材陣がホテルから出てくる金前副市長を取材した後、ホテルから出たという。金前副市長は「崔氏と対策を考えたのではなく、崔氏の知人たちが集まって崔氏を慰めただけだ」と述べた。

本紙取材陣が確認した結果、昨年、金前副市長の運転手だったチュ某氏名義の口座に、崔氏が購入したタイガーブルズ・インターナショナル(TPI)の株式2万株のうち、1部が流れていた。

崔氏の運転手兼秘書だった千浩栄(チョン・ホヨン、37)氏は、本紙取材陣に「崔氏が利権に介入して得た利益を、金前副市長や弘傑氏と分けあった。TPIの株も同様にチュ氏名義の口座を通じて金前副市長に渡った」と主張した。

これに対して、金前副市長は「チュ氏は私の友人の義弟で、チュ氏のお姉さんがTPIの株を買いたいと言ったので、チュ氏がお姉さんに名義を貸したと聞いている。チュ氏のお姉さんを崔氏に紹介したことがある」と述べた。

金前副市長はまた、昨年初めに崔氏をTPI代表の宋在斌(ソン・ジェビン、33)氏に紹介したが、利権事業などに介入したことはなく、宋氏が海外に進出したいと言ったので、崔氏を紹介しただけだと語った。

崔氏と対策を話し合った警察幹部C氏は、外部との連絡を断って姿を隠している模様。警察庁関係者は「13日夜から全く連絡がつかない」と語った。C氏は、警察庁の特殊捜査課が、98年8月に崔氏に対して詐欺などの疑いで逮捕状を申請した時、特殊捜査課係長だった。

一方、崔氏はまた、武器仲介業者のチョ某氏を通じて、国防部の武器導入事業に関与し、巨額の利益を得た疑いも受けている。チョ氏は、99〜2000年に崔氏のU社に社長として迎え入れられ、軍用通信装備の購買活動をした。この過程で、崔氏はチョ氏とともに、昨年10月に国防部の高官に数回会ったと伝えられている。



李明鍵 gun43@donga.com · 吉鎭均 leon@donga.com