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本当の美人はパワフル 各種新型エアロビクス

本当の美人はパワフル 各種新型エアロビクス

Posted April. 15, 2002 09:34,   

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▲テボ人気〓テコンドーと空手、キックボクシングとエアロビクスの動作を合わせて作ったのがテボ。各種の格闘技の攻撃と防御動作が入っている。動作の半径が短く、速いのが特徴だ。効果的な動作が出てくるよう、テボ専用音楽が使われる。

米国で開発され、旋風を巻き起こしたテボは3年前、韓国に導入され、少数の関心のある人たちを中心に普及したが、去年から大人気となっている。人気の秘訣は、強烈な音楽と力あふれる動作。すでにフィットネスクラブでは、運営するエアロビクス講座の「常連」メニューに位置付けられた。

最近では、タレントの李英愛(イ・ヨンエ)がグローブをしてサンドバッグをたたく広告(LGカード)などの後光効果で、会員も大きく増加したというのがフィットネスクラブ関係者らの共通した意見だ。

キャパ・フィットネス(02-546-3700)狎鴎亭(アプグジョン)支店のトレーナーのウ・ジイン氏(29・女性)は、「エアロビクスも単純な動作の羅列と反復の時代は終わった」とし、「最近ではもう少し速いスピードの軽い動作でストレスの発散ができるように、号令と気合を入れるのが特徴だ」と紹介した。

▲ボクシングとキックボクシング〓テボ以前にも格闘技のエアロビクスはあった。代表的なのものがボクシングエアロビクス。WBC世界バンタム級チャンピオン出身のボクサーのピョン・ジョンイル氏(37)が米国で開発されたボクシングエアロビクスを韓国人がしやすい動作と音楽を変え、韓国に紹介した。

ソウル城北区鍾岩洞(ソンブックク・チョンアムドン)「ピョン・ジョンイル、ボクシング・クラブ」(02-911-2747)には、ボクシングに対する郷愁をいだいている中年以上の男性や、やせ願望の若い女性の訪問が絶えない。最近格闘技、エアロビクスのブームが起こり、女性客が増加、3年前は10人前後だった女性会員が100余人に増えた。

ボクシング・エアロビクスにひざとひじを利用する動作、足のキックまでプラスしたのがキックボクシング・ダイエット・プログラムだ。ボクシング・エアロビクスに比べ、下半身をよりたくさん使い、自然に護身術まで身につけることができるという長所がある。

▲運動効果〓格闘技エアロビクスは、武術などの基本姿勢を「多様に変化」させて応用でき、これまでのエアロビクスに比べ、退屈でない。全身運動だが、腕と脚、腹部など身体部位別の動作も確実に区分され、部位別ダイエットにも良い。

成人向けに50分の運動で消耗されるカロリーは300〜400キロカロリー程度で、ジョギングなどの有酸素運動より強度が高い。お互い衝突しないためケガする危険が大きくはないが、短い時間に強度の高い運動をするため、じん帯や筋肉などをケガをする可能性もある。

成均館(ソンギュングァン)大学医学部の三星(サムスン)ソウル病院スポーツ医学室パク・ウォンハ教授は「ストレッチングなどで準備運動を十分にし、遅い速度で反復して動作を身につけてからやると、負傷を防ぐのに役に立つ」とし、「こういうエアロビクスをした後には、最後の仕上げ運動も重要だ」と話している。

格闘技エアロビクスは精神健康にも役にたつ。延世(ヨンセ)大学医学部新村(シンチョン)セブランス病院精神科閔聖吉(ミン・ソンギル)教授は、「殴ったり、蹴るなどの動作が表から見るには過激だと思われるが、純粋な運動で楽むなら、ストレスを発散し、快感を感じるなどストレス解消に効果的だ」と分析している。



車志完 maruduk@donga.com