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ゴア氏、長い沈黙破りブッシュ大統領を猛批判

ゴア氏、長い沈黙破りブッシュ大統領を猛批判

Posted April. 15, 2002 09:33,   

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2000年の米大統領選で惜敗してから政治活動を中断していたゴア前米副大統領(写真)が長い沈黙を破り、政界に復帰した。

ゴア前副大統領は13日、フロリダ州オーランド市で行われた民主党大会に出席し、ブッシュ大統領の経済、環境政策を強く批判した。フロリダ州は、00年の大統領選当時、ゴア氏が選挙結果に不服を唱え、再集計をめぐって裁判を起こして36日間の法廷闘争を行った地域だ。

ゴア前副大統領は、この席で「私は、右翼による(米国人への)間接攻撃にはあきれてしまった。ブッシュ政権は、特殊な利益団体の短期的な政治的要求を受け入れるため、米国の将来を危うくしている」と声を上げた。また、「米経済は、不要な苦痛を強いられており、重要な価値がないがしろにされ、特殊な利益団体が政治を左右している」と批判した。しかし、安保政策には協力すると語った。

また「2004年の大統領選では、民主党候補が大統領になると確信しており、フロリダ州はその変化を作り上げる震源地になるだろう」と述べたが、自分の大統領選への再挑戦については言及しなかった。

ゴア前副大統領は、04年大統領選の有力な民主党候補とされているが、民主党内ではゴア氏が00年の大統領選に消極的に臨んだため敗北したという批判の声が強い上、大統領選への出馬を狙う政治家が多く、今後の推移を見守る必要があると米国のマスコミは分析している。



韓起興 eligius@donga.com