野党ハンナラ党は16日、金大中(キム・デジュン)大統領の3人の息子、金弘一(キム・ホンイル)氏、金弘業(キム・ホンオプ)氏、金弘傑(キム・ホンゴル)氏を含めた計46人に対する証人採択を国会の10の所管常任委で推進することを決めた。
ハンナラ党の証人採択案には、田允迵(チョン・ユンチョル)経済副首相、朴智元(パク・ジウォン)大統領秘書室長、李起浩(イ・キホ)大統領経済福祉労働特別補佐官、慎承男(シン・スンナム)前検察総長、光州(クァンジュ)高等検察庁の金大雄(キム・デウン)庁長、未来都市環境代表の崔圭先(チェ・ギュソン)氏、アジア太平洋平和財団(亜太財団)の李守東(イ・スドン)前理事なども含まれている。
ハンナラ党はこれとともに「金大統領息子関連の権力型不正事件などの真相究明に向けた特別検事の任命などに関する法律案」を国会に提出した。
ハンナラ党は、3人の息子に対しそれぞれ1人ずつの特別検事を任命し、弘一氏に対しては李容湖(イ・ヨンホ)事件と陳承鉉(チン・スンヒョン)事件、弘業氏に対してはこれら両事件と鄭鍱逷(チョン・ヒョンジュン)事件、亜太財団の秘密資金繰りの疑惑、弘傑氏に対しては崔圭先氏と兵器仲介商の曹豊彦(チョ・プンオン)氏不正関連疑惑を捜査すべきだとの見方を強調した。
李在五(イ・ジェオ)院内総務はまた、警察庁特捜課の崔成奎(チェ・ソンギュ、總警)課長の香港への出国と関連して「崔課長の海外逃避は、権力のひ護なしでは不可能だ」とし、李漢東(イ・ハンドン)首相と行政自治部(行自部)の李根植(イ・グンシク)長官、李八浩(イ・パルホ)警察庁長の辞任を要求した。
しかし、ハンナラ党は、中国旅客機の墜落事故と関連して犠牲者を哀悼するため、19日に予定されていたソウル汝矣島(ヨウィド)公園での集会は、26日に延期した。
これについて、与党民主党の鄭均桓(チョン・ギュンファン)院内総務は「経済がせっかく再生しつつあるのに、野党が再び政略的利益を確保することに必死になり、障害となっている」と非難した。
宋寅壽 issong@donga.com · 鄭用𨛗 yongari@donga.com