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あっ旋収賄で崔圭先容疑者を逮捕

Posted April. 18, 2002 10:40,   

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未来都市環境代表の崔圭先(チェ・ギュソン)氏の秘書、千浩栄(チョン・ホヨン)氏が検察の取り調べに対して「崔氏は2000年12月、タイガープルス・インターナショナル(TPI)代表の宋在斌(ソン・ジェビン)氏に電話をかけ『(体育宝くじ事業者)の審査委員らが合宿から出てくる。すべてうまくいった。心配するな』と話した」という供述をしたことが17日分かった。

千氏はまた「宋氏は昨年1月、体育宝くじの事業者として選ばれた後、崔氏に金と株式を与えた」と供述した。

これまで、金大中(キム・デジュン)大統領三男の弘傑(ホンゴル)氏などを背景に、各種の利権に介入した疑いがもたれていた崔氏と、体育宝くじ「スポーツトト」を発行するスポーツトト(株)の大株主であるTPI代表の宋氏は、初めて知り合った時期が昨年4月であり、体育宝くじの事業者選定と関連して、2人の間に代価性のある金品が行き来したことは全くないと強調してきた。

一方、崔氏は11日午前、国家情報院(国情院)辛建(シン・コン)院長に電話をかけ、自分を助けてくれるよう頼んでいたことが、17日確認された。

崔氏は当時、検察への出頭を控えて警察庁特別捜査(特捜)課の崔成奎(チェ・ソンギュ)課長と金煕完(キム・ヒワン)前ソウル市政務副市長など7〜8人とともに対策について話し合っていた途中、辛院長に電話をかけ助けを要請してきたと、国情院は明らかにした。

国情院側は「しかし辛院長は崔氏に対して『そのことは国情院長と相談すべきことではなく、あちこち電話をかけずに堂々と行動するように』と忠告した」と伝えた。

国情院側は「辛院長は、崔氏が大統領の息子と関連したことで問題を起こした人なので、どんなことを企んでいるかを知っておく必要があると判断し、電話に出た」と付け加えた。

辛院長は97年末、大統領職引継ぎ委員会の委員を務めていた当時、大統領当選者補佐役だった崔氏と知り合ったが、個別に頻繁に会う仲ではなかったと、国情院は話している。

これに先立ち検察は、建設会社などから連立住宅(アパート)の再開発許可と公共工事発注許可の件を解決して欲しいという要請とともに、金を受け取った容疑(あっ旋収賄)で崔氏を16日午後、緊急逮捕したと説明した。

検察はまた、崔容疑者のソウル江南区狎鴎亭洞(カンナムグ・アプグジョンドン)にある自宅など2カ所と駅三洞(ヨクサムドン)の未来都市環境など事務室3カ所に対する押収捜索を行い、コンピューターのディスケットと会計資料などを押収した。



李明鍵 gun43@donga.com · 朴民赫 mhpark@donga.com