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週休2日制交渉、4時間で中断

Posted April. 18, 2002 10:40,   

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週休2日制導入に向けた韓国労働組合総連盟(韓国労総)や経営者総協会、労働部の労使政交渉が4ヵ月ぶりに再開されたものの、全国民主労働組合総連盟(民主労総)所属の組合員らが会議室に進入して騒動となり、4時間後に中断された。

民主労総所属の産別連盟代表者と、ソウル、釜山(プサン)仁川(インチョン)慶尚南道(キョンサンナムド)などの地域本部の代表約20人は、17日午後0時半頃、ソウル汝矣島(ヨイド)の労使政委員会委員長の事務所を占拠して座り込みを行い、午後2時半頃に交渉の公開を求めて交渉場の大会議室に押しかけた。

彼らは、大会議室に進入しようとして緊急出動した警察官ともみ合いとなり、大会議室の前で座り込みを続けた。

このため、大会議室にいた金聖泰(キム・ソンテ)韓国労総事務総長や趙南弘(チョ・ナムホン)経総副会長、金松子(キム・ソンジャ)労働部次官、安栄秀(アン・ヨンス)労使政委常任委員は、会議を中断し警察の保護で会議室から抜け出した。

これに先立ち、同日午前11時から開かれた労使政交渉で、韓国労総は、勤労時間を週44時間から40時間に短縮する場合、基本給などが減給となるという労働界の懸念を伝え、給料維持の確実な代案が必要だという立場を伝えた。

出席者らはまた、△日曜日の無給化または有給化△年次休暇を1日追加するのに必要な勤続年数△弾力勤労制の1日と1週間の限度時間、などをめぐって話し合った。

労使政委は、早期に会議を再開して意見を調整した後、来週明けにも張永迵(チャン・ヨンチョル)労使政委員長と方饁錫(バン・ヨンソク)労働部長官、李南淳(イ・スンナム)韓国労総委員長、金昌星(キム・チャンソン)経総会長が出席する会議を開いて、最終合意に導く方針だ。

一方、民主労総は同日「政府や財界、韓国労総が推進する週休2日制をめぐる労使政交渉は、労働者の長年の労働時間短縮闘争の成果を水泡にし、労働条件を後退させ、中小零細の非正規職の労働者を犠牲にするものだ」と主張した。



異鎭 leej@donga.com