Go to contents

次期戦闘機 F15Kに確定

Posted April. 20, 2002 10:03,   

한국어

総事業費44億6688万ドル(約5兆8000億ウォン)を投入して、2009年までに高性能戦闘機40機を確保する次期戦闘機(FX)事業の機種に、米ボーイング社のF15Kが確定した。

国防部の黄義敦(ファン・イドン)スポークスマンは19日、拡大獲得会議が終わった後「国家安保と対外関係、海外市場開拓に及ぼす影響などを総合評価した結果、このように決定した」と発表した。

F15Kに装着するエンジンとしては、米国のGE(ゼネラル・エレクトリック)社のF110−GE—129がプラット・アンド・ホイットニー(P&W)社のF100−PW−229を抑えて選定された。

国防部は3月末、第1段階評価を通過した米ボーイング社のF15Kと、フランスのダッソー社のラファルを対象に、韓米連合作戦能力など政策的要素を検討する第2段階評価を行ってきた。

権永孝(クォン・ヨンヒョ)国防部次官は「第2段階評価でF15Kは優秀、ラファルは良好の判定を受けた。F15Kの選定に対する異議申し立ては全くなかった」と話した。

国防部は、現在64%台の米ボーイング社の韓国での国産化比率を、70%まで引き上げて、仮契約金額を下げるようボーイング社と追加交渉を行った後、来月中に金大中(キム・デジュン)大統領の裁可を経て本契約を結ぶ方針だ。

国防部が2月9日から3月27日までF15K、ラファル、ユーロファイター(ヨーロッパ4カ国のコンソーシアム)、SU35(ロシア)の4機種を対象に実施した△寿命周期費用(35.33%)△任務随行能力(34.55%)△軍運用適合性(18.13%)△技術移転と契約条件(11.99%)などに対する第1段階評価では、ラファルが1.1%差でF15Kを上回っていたことが分かった。



成東基 esprit@donga.com