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「青瓦台から海外渡航を勧められた」崔容疑者

「青瓦台から海外渡航を勧められた」崔容疑者

Posted April. 20, 2002 10:03,   

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あっ旋収賄の疑いで逮捕された未来都市環境代表の崔圭先(チェ・ギュソン、42)容疑者が19日法廷で、大統領秘書官が警察庁特別捜査課の崔成奎(チェ・ソンギュ、52、總警)前課長を通じて、自分に海外へ渡航するよう強く勧めたと証言した。

金大中(キム・デジュン)大統領三男の金弘傑(ホンゴル)氏らを背景に、各種の利権に介入した疑惑がもたれている崔容疑者は19日、ソウル地方裁判所で開かれた逮捕状の実質審査で「崔前課長がわたしに『大統領府青瓦台(チョンワデ)の会議の結果、密航させることを決めた。釜山(プサン)に準備しておいた。外国に行くのはどうか』という李万永(イ・マンヨン、53)大統領政務秘書官の話を伝えた」と供述した。

この話が事実として確認される場合、青瓦台が弘傑氏をめぐる高官らの不正事件にかかわった人物を組織的に海外に逃避させたことになり、波紋が広がるものとみられる。

しかし、李万永秘書官は「崔前課長は11日、魯仁洙(ノ・インス)監査秘書官に会うために訪ねてきたが、盧秘書官が不在中だったため、わたしの所へ来て、盧秘書官を携帯電話で探す間の2〜3分くらい一緒にいたが、崔容疑者と関連するいかなる対話も交わした覚えがない」と述べた。

李秘書官は、また「崔前課長とは97年からの知り合いだが、同前課長が11日青瓦台を訪ねた時は、そばに人も多く、深刻な対話ができる雰囲気でもなかった」と話した。

李秘書官は、全羅南道求礼(チョンラナムド・クリェ)の出身で、朝鮮(チョソン)日報の記者をした後、98年から与党民主党の金弘一(キム・ホンイル)議員の補佐官を務めており、昨年4月、大統領政務首席秘書官室に入った。

崔容疑者の弁護人である姜(カン)ホソン弁護士も令状の実質審査を終えた後「崔容疑者は『青瓦台』という単語に触れたことがなく、何故そうした話が出てきたのかあ然としているところ」だと語った。

審査を担当した李鍱昇(イ・ヒョンスン)部長判事は「(崔容疑者の供述について)わたしが確認をする立場ではない」と話した。

崔容疑者は、また「出国禁止の前日(8日)ある人物から電話があって『いったん米国へ行くように』と言われたが、わたしには罪がないので行けないと答えた」と供述した。



李明鍵 gun43@donga.com · lightee@donga.com