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与野党の暴露政局 ますます過熱

Posted April. 22, 2002 09:26,   

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野党ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)前総裁は21日、自身の側近である尹汝雋(ユン・ヨジュン)議員を通じて、崔圭善(チェ・ギュソン)容疑者から2億5000万ウォンを受け取ったという与党民主党の薛勳(ソル・フン)議員の主張を与党内の工作政治だとし、「政権退陣の運動」も辞さないと発表した。

これについて民主党は「尹議員と崔容疑者の対話内容が盛られた録音テープが公開されれば、すべてが解明されるだろう」と繰り返し強調、与野党の関係が悪化しつつある。

▲ハンナラ党の反発〓李前総裁は21日、緊急の記者懇談会を開き「薛議員が即時証拠を提示せずに身を引くようであれば、何らかの操作があったとしか考えることができず、そうした場合、現政権は最後を迎えるだろう。現政権の国政運営を国民が拒否しなければならない」との見方を強調した。

李前総裁はまた「野党の大統領選挙候補選出に向けた党内予備選挙が行われる時点で、候補への絶えない中傷と謀略を繰り返すのは、公正な大統領選挙への意向がないという意味だ」としたうえで「個人の李会昌が死ぬか死なないかというのを離れて、こうした状態でいかにして(政府・与党)に国政を任せることができようか」と述べた。

またハンナラ党の李在五(イ・ジェオ)院内総務は「26日の場外集会(ソウル汝矣島公園)の時まで金大中(キム・デジュン)大統領の3人の息子がかかわったとされる疑惑に対する国会の国政調査とテレビ聴聞会や特別検事制度の導入が採択されない場合、金大統領への弾劾訴追案を出す考えだ」と予告した。

同院内総務は続いて、警察庁の崔成奎(チェ・ソンギュ)前特別捜査課長の米国への逃避と関連して、行政自治部の李根植(イ・グンシック)長官に、李八浩(イ・パルホ)警察庁長の罷免を要求し、同要求が受け入れられなければ、李長官の解任案を国会に提出したいという考えを表明した。

▲民主党の対応〓薛勳議員は記者との電話で「崔容疑者と尹議員との間の対話を録音したテープを持っている証人がテープの公開をちゅうちょしているため説得している。その証人を説得し次第、テープを即時公開する考えであり、早ければ22日中に(公開が)可能かも知れない」と語った。

民主党の李明植(イ・ミョンシク)副スポークスマンは論評を通じて「尹汝雋議員が崔容疑者と数回にわたって接触したのは認めながらも、何について話し合い、どんな話を交わしたのかについては続けて口を閉ざしている」とし繰り返し疑惑を提起した。



宋寅壽 issong@donga.com · 夫亨權 bookum90@donga.com