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イスラエル軍、パレスチナの大部分から撤退

イスラエル軍、パレスチナの大部分から撤退

Posted April. 23, 2002 09:43,   

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イスラエル軍は21日、ヨルダン川西岸のラマラ市にあるパレスチナ自治政府・アラファト議長の議長府とパレスチナ人たちが逃避しているイエス誕生教会、イエニンの難民キャンプな一部地域にだけ兵力を残し、大部分の占領地域から兵力を撤退させた。

イスラエルのシャロン首相は「現段階の対テロ戦は成功裏に完了した。しかし、今後は新たな戦術で対テロ戦争を遂行したい」とする考えを示した。

バーンス米国務省中東担当次官補は22日、アラファト議長と会い、イスラエルとパレスチナの休戦方策について集中的に話し合った。アラファト議長はこの席で「イスラエル軍がラマラの庁舎を含めて、パレスチナ自治地域から全面的に撤退するまでは、休戦に絶対に同意できない」と述べたものと伝えられた。

英国BBCテレビは、これに先立ち21日「イスラエルがヨルダン川西岸で逮捕したパレスチナ捕虜約3000人を違法に、ひどい気候条件とサソリなどで悪名高いイスラエル南部のネゲブ砂漠のケチオト収容所に移し、収容している」と報じた。



河宗大 orionha@donga.com