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株価下落の心配「ご無用」、株式連携証券登場

株価下落の心配「ご無用」、株式連携証券登場

Posted April. 23, 2002 09:44,   

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個別株式のオプションと株価指数の先物を利用して株価下落のリスクを最小化した、株式連携証券(ELN・Equity Linked Note)が、新たな投資商品としてお披露目された。サロマン・スミスバー二—(SSB)証券と証券業界が22日明らかにしたところによると、SSBは4月11日、KTが保有していたSKテレコムの株式100万株を、2657億ウォン(およそ2億ドル)で買収し、この株を担保にしてELNを発行した。このELNは、国内の保険と年金基金から1億ドル分、外国人投資家が1億ドル分を買収したとされる。

ELNは、SKテレコムの株価下落に備え、同株式のPut Option(株を売る権利)を買収し株価下落のリスクを排除しているところが特徴。

今回のELN発行を通じて△KTは、保有していたSKテレコムの株式100万株(発行株式の1.1%)を、株価に影響を与えずに売却できたほか△ELNを買収した者は、株価下落のリスクを避けられるものと分析される。KTとELN買収者はこれに対する見返りとして、SSB側に売買代金のおよそ1%を発行・仲介手数料として支払ったとされる。



洪贊善 hcs@donga.com