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焦点の録音テープ確保できず 薛勳議員

Posted April. 26, 2002 09:51,   

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未来都市環境代表の崔圭善(チェ・ギュソン)容疑者と、野党ハンナラ党の尹汝雋(ユン・ヨジュン)議員の間に大金収受疑惑があるとした与党民主党の薛勳(ソル・フン)議員が25日、「証拠を確保できていない状態で発表を急ぎすぎたという多くの方の批判を謙虚に受け入れる。今後最終的に責任を取るべき部分が発生するならば、避けないつもりだ」と話した。

薛議員は、ソウル汝矣島(ヨウィド)の民主党本部で記者会見し「疑惑を明らかにするために最善をつくすが、捜査権などがないという限界から、テープの所持者を説得して証拠の公開に持っていくのが容易でなかった」と話し、録音テープの確保に失敗したことを認めた。

薛議員は続いて「金を渡した崔容疑者が気持ちを変えさえすれば、すぐに確認できる問題だが、崔容疑者が野党と李会昌(イ・フェチャン)前総裁に打撃を与えたくないようだ。検察の捜査が本格化したからには全ての真実が明らかにされることを望む。捜査に積極的に協力したい」と話した。

これに対し、ハンナラ党は薛議員の議員辞職と拘束捜査、金大中(キム・デジュン)大統領の謝罪を要求した。

李会昌前総裁は「政治家は自らの言葉に対して責任を取らなければならない」と話し、尹議員は「薛議員が今も心証と確信を持っているならば、情報提供者を明らかにして公けの場で真実を糾明させるべきだ」と要求した。

一方、薛議員を名誉毀損の容疑で告訴した李候補陣営の辛卿植(シン・ギョンシク)議員と尹議員は同日、ソウル地検に出頭し告訴人調査を受けた。検察は近く薛議員も召喚し、情報提供者の身元と暴露の経緯、録音テープの存在の真偽などを取り調べる計画だ。



宋寅壽 issong@donga.com · 金正勳 jnghn@donga.com