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お酒のあとに口こう清浄剤 かえってアルコール濃度が高くなる

お酒のあとに口こう清浄剤 かえってアルコール濃度が高くなる

Posted April. 29, 2002 10:21,   

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多くの人々が依然としてお酒を飲んで運転をする。彼らは取り締まりを避けるために、チェコレートや酔いが覚める薬を飲み、口こう清浄剤で口の中をすすぐ。しかし、飲酒測定器の原理を理解すると、これらのことが何の役にも立たないことが分かる。

飲酒測定器は一種の「アルコールガスセンサー」だ。飲酒測定器の中には白金の電極が付いている。アルコール分子が白金電極の陽(+)極に付くと、アルコールが電極に電子一つを与え、この過程を通じて電流が流れる。吐き出す息の中にアルコール分子のマイナスが多くなればなるほど多くの電子を与え、結局電流が強くなる。この電流の強さを測定すると、血中のアルコール濃度が分かる。

飲酒測定器で測定するのは、事実上呼吸の中にあるアルコール濃度だ。ところが、実際に血をとるわけでもないのに、どうして血中アルコール濃度と言っているのだろうか。血は肺を回りながら酸素を受け入れ、二酸化炭素を吐き出す。アルコールガスも血から肺に抜け出ていく。測定器は呼吸の中のアルコールガスを測定し、これを血中アルコール濃度として計算する。

お酒を飲んだ後、口こう清浄剤で口の中をすすぐと、飲酒運転の取り締まりに引っかかる可能性が高い。口こう清浄剤には変形されたアルコールを入れるが、アルコール濃度が20〜30%にもなる。焼酎よりも高い。口こう清浄剤を使って飲酒測定器を吹くと、致死量に近い血中アルコール濃度の数値が出てくる。

チョコレートを食べ過ぎて口の中ではお酒の臭いがしなくても、飲酒測定器を4〜5秒間吹くと、肺の中にあるアルコールがすべて測定される。7〜8年前に使っていた旧式の飲酒測定器はチョコレートを食べた人の場合、アルコールを正確に感知できなかったが、現在使われている測定器はチョコレートに妨げられない。



dream@donga.com