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金弘傑氏のスポーツ宝くじ介入を捜査

Posted April. 29, 2002 10:20,   

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ソウル地方検察庁特捜2部(車東旻部長検事)は、タイガーブルス・インターナショナル(TPI)代表の宋在斌(ソン・ジェビン)氏を30日に再び召喚し、TPIがスポーツ宝くじ事業者に選定されるように、金大中(キム・デジュン)大統領の三男、弘傑(ホンゴル)氏と未来都市環境代表の崔圭善(チェ・ギュソン)容疑者に依頼したかどうかを取り調べると、28日明らかにした。

検察は、昨年2月にTPIを事業者に選定した国民体育振興公団や文化観光部の関係者を呼んで、外部からの圧力があったかどうかを聴取する方針だ。

検察は「崔容疑者が、TPIの株式、数万株を適正な価格で買い入れたのか、宋氏から受け取った15億ウォンが、依頼の見返りなのかなども捜査の対象だ」と述べた。

検察は、公団関係者に対し、警察庁特別捜査課の崔成奎(チェ・ソンギュ)前課長の部下3人が、事業者選定の直前に公団を訪れ、TPIの調査結果などを調べて行ったことが、事業者選定に影響を及ぼしたかどうかも調べる予定だ。

検察はまた、昨年4月に崔容疑者を通じて買い入れたTPI株式の実際の所有者が弘傑氏で、崔容疑者のカネを弘傑氏に渡したことがあると、事実上認めた弘傑氏の妻の義理の兄弟、ファン・インドン氏(36)を29日午前10時に召喚することにした。

これとともに、検察は「崔容疑者が、ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)前総裁に渡すように尹汝雋(ユン・ヨジュン)議員にカネを渡した」と主張した与党民主党の薛勳(ソル・フン)議員を来月2日に召喚し取り調べを行なう。

検察は、TPIの株式20万株を買い入れたポスコの系列会社や協力会社の幹部を召喚し、崔氏の依頼で株式を時価よりも高く買い入れたのかどうかを捜査中だ。

これについては、今のところ、犯罪容疑は出ていないが、株式を時価よりも高く買った場合、背任となる。



李明鍵 gun43@donga.com