株価３１ポイント急落、８４０ポイント台割る

株価がニューヨーク発の突風に巻き込まれて急落した。総合株価指数は４０日ぶりに８３０ポイント台に落ち、コスダック（韓国店頭市場）も８０日ぶりに最低の７３ポイントまで下落した。

２９日の総合株価指数は、先週末より３１．１４ポイント（３．５８％）下落の８３８．５１ポイントで終了した。これは３月１１日（８２７．０２）以降最悪の水準。寄り付きは２１．１３ポイント低い８４８．５２ポイントで、利食いを狙った投資家たちにより一時買い戻され８６３．１０ポイントまで反騰したものの、外国人投資家が売りに出て再び急落した。

コスダック総合指数も３．０８ポイント（４．０１％）低い７３．７０ポイントで取り引きを終え、２月８日（７２．８８）以降の最安値となった。

株価が下落した銘柄は、取引所が６５４、コスダック６１６で、上昇銘柄数（取引所１３２、コスダック１４０）を大きく上回った。１日の総合株価指数の値動きの幅は、２９．７８ポイントに達したが、買い注文が少なくて出来高は３兆１３３４億ウォンにとどまった。

コスダックの出来高は、１兆１１１１億ウォン。株式を売りたくても売れない「市場まひ」現象も部分的に現れた。

顧客預託金は２５日と２６日の両日間で、６０４２億ウォンも減少したものの、２７日は６６４億ウォン多い１２兆３５９億ウォンとなり、１２兆ウォン台を維持した。

洪贊善 hcs@donga.com