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権魯甲氏 陳承鉉ゲートなどで取り調べへ

権魯甲氏 陳承鉉ゲートなどで取り調べへ

Posted April. 30, 2002 11:22,   

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「陳承鉉(チン・スンヒョン)ゲート」を再捜査しているソウル地検特別捜査(特捜)第1部(朴榮琯部長検事)は29日、与党民主党の権魯甲(クォン・ノガブ)元最高委員に、2000年7月初め、陳被告から5000万ウォンを受け取った容疑があり、20日、権元最高委員の海外出国禁止の措置を取り捜査を進めていると発表した。

検察は陳被告とMCIコリア元代表の金在桓(キム・ジェファン)容疑者など、事件の関係者から、権元最高委員のほかに他の人物にも金品を渡したという供述を確保した模様。

検察は29日、権元最高委員に5月1日の検察に出頭するよう通知したが、権元最高委員は2日に出頭したいと検察に知らせて来た。

権元最高委員には、亜細亜(アセア)綜合金庫など陳被告の系列会社への金融監督院(金監院)の調査を取りやめるよう要請するとともに、金を受け取った容疑がもたれている。

検察は、権元最高委員に、陳被告から金を受け取ったかどうか、金監院関係者などに陳被告の事業に関連して、影響力を行使したかどうかについて取り調べたうえ、容疑が固まり次第、刑事処罰する方針。

陳被告が権元最高委員に渡したと供述している5000万ウォンは、陳被告が2000年4月と9月、3回にわたって民主党の金芳林(キム・バンリム)議員に選挙資金と金監院調査の取り止めを要請する名目として渡したという1億ウォンとは関連がなく、検察は金議員を5月3日に召喚して取り調べる。

これについて権元最高委員は「わたしは陳被告のことは分らず、金を受け取ったというのも事実ではない。堂々と検察に出ていって、どういう経緯なのかを調べてみたい」と述べた。権元最高委員は個人事務室を閉鎖し、米ハワイなど海外へ出発する準備をしていた。

一方、ソウル地検公安第1部(朴𨩱俊部長検事)は29日、民主党の金槿泰(キム・グンテ)議員が権元最高委員から、2000年8月、最高委員選出に向けた党内選挙当時、資金の支援を受けたと暴露した事件に対する本格的な捜査にも乗り出したと伝えた。

検察は、権元最高委員の「陳承鉉ゲート」へのかかわりについて、特捜部の捜査が終り次第、この件で来週中に再び権元最高委員を召喚し、政治資金法違反容疑で取り調べることにしている。

金槿泰議員は先月3日「2000年8月の党大会で最高委員選出選挙の時、違法な選挙資金を使い権元最高委員から2000万ウォンを受け取った」と告白しており、権元最高委員も金議員と鄭東泳(チョン・ドンヨン)議員にそれぞれ2000万ウォンずつを渡した事実を認めている。



李明鍵 gun43@donga.com · myzodan@donga.com