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盧武鉉氏「地方選挙前に政界改造」の意向を表明

盧武鉉氏「地方選挙前に政界改造」の意向を表明

Posted April. 30, 2002 11:22,   

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与党民主党の大統領候補に決まった盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏は29日、政界改造に触れ「正確な時期はコメントできないものの、6月の地方選挙前に若干の象徴的変化があるだろう」と明言し、地方選挙前に政界改造を行いたいという意向を表明した。

盧候補は29日、民主党事務所で記者懇談会を開き「韓国政治の地域対決構図は、相互依存的なものであるだけに、ある一方が壊れるともう一方も壊れざるをえない」とし、このような考えを示した。

同候補は、野党ハンナラ党の金徳龍(キム・ドクリョン)、姜三載(カン・サムジェ)、朴鍾雄(パク・ジョンウン)議員ら旧民主系議員らとの連帯可能性を問う質問には「特定の人を考えたことはないが、野党でも自発的に共感の幅が広がり、自然に変化が起きるだろう」と答えた。

同候補は27日行った大統領候補受託演説の際、民主勢力の結集に触れ、当初の原稿にあった「民主党中心に」という表現を取り外した理由について「選択の幅を過度に狭めておくと融通性が減ってしまう」と述べた。

盧候補は「政界改造に向けて民主党の党名を変えることも考えているのか」とい、質問に「それは、わたしがみだりに選択することではない。しかしわたし自らの選択の余地は減らさないようにしている」と述べ、場合によっては民主党の党名を変えることも排除しなかった。

これについて、金泳三(キム・ヨンサム)前大統領のスポークスマンにあたる朴鍾雄議員は「盧候補が述べている『民主大連合論』が単にDJ(金大統領のこと)とYS(金前大統領のこと)の和解を意味するものであるならば、現在としては期待するのは望み難い」とし、否定的な姿勢を示した。

これらについてハンナラ党の南景弼(ナム・ギョンピル)スポークスマンは、論評で「盧候補の政界改造への言及は、DJの工作政治と野党破壊の手口を受け継ぎ、政界を離合集散させたいという考えだ。反国民的な特権意識に捕らわれた盧候補の独善的陰謀は、国民的な抵抗にあうだろう」と非難の意を示した。



宋寅壽 issong@donga.com · 金正勳 jnghn@donga.com