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権魯甲氏の取り調べ続く

Posted May. 04, 2002 09:53,   

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与党民主党の権魯甲(クォン・ノガブ)元最高委員は3日午後、裁判所の令状実質審査で、国家情報院(国情院)の金銀星(キム・ウンソン)元第2次長は敵がい心を抱いて検察で偽りの供述をしており、大統領府に対して、自分(権魯甲氏)、金大中(キム・デジュン)大統領三男の金弘傑(キム・ホンゴル)氏、未来都市環境代表の崔圭善(チェ・ギュソン)容疑者と関連する不正確な報告をしているという見方を強調した。

権元最高委員は「金元次長はわたしに敵がい心を持っており、わたしがMCIコリア代表の陳承鉉(チン・スンヒョン)被告から金を受け取ったという偽りの供述をしたものと思われる」と述べた。

また「2000年7月、金元次長が自宅に訪ねてきた時『大統領府にわたしについて数回にわたって報告しているものと聞いているが、確認済みの正確な事実のみ報告するように』と話しており、弘傑氏と崔圭善容疑者関連の報告も確認のうえ行うようにと話した」と供述した。

これに先立ち、ソウル地検特別捜査(特捜)第1部(朴栄琯部長検事)は、権元最高委員に対し、金元次長から、陳被告の系列会社への金融監督院(金監院)の捜査中止を依頼され、その見返りに5000万ウォンを受け取った容疑で事前逮捕状を請求した。

検察は、しかし、陳被告から、権元最高委員に渡したいとして、5000万ウォンを受け取ったとする元民主党幹部の崔澤坤(チェ・テクゴン)氏の供述には一貫性がなく、崔氏が権元最高委員に金を渡していたかどうかが不透明だという見方を示している。

また、ソウル地検公安第1部(朴𨩱俊部長検事)は、権元最高委員から2000年8月、民主党最高委員選出に向けた党内選挙の支援資金として2000万ウォンを受け取ったと認めた金槿泰(キム・グンテ)議員の会計担当者などを呼んで取り調べており、選挙管理委員会関係者らへの捜査を終えた。

検察は近く、権元最高委員に金議員などに金をわたした経緯と、金の出所などについて取り調べることにしている。

検察は、今後、権元最高委員と同元最高委員の家族、夫人が経営している食堂の口座を追跡する方針を固めた。



李明鍵 gun43@donga.com · lightee@donga.com