長時間コンピューターの前に座って仕事をしている人は、首や首の周り、腰の痛みに悩まされることが多い。
このような「オフィス痛」を予防するためには、座る際の姿勢から正さなければならない。
首の痛みを防ぐためには、コンピューターのスクリーンの高さを目線に合わせるか、少し低くしたほうがよい。キーボードも、ひじの高さと同じか、やや低い位置に置くようにして、キーボードにeasy armが付いている方がよい。また、椅子にひじ掛けがあると、ひじが安定した状態で仕事ができ、痛みの予防にも役立つ。
腰痛の予防には、手ごろな椅子が必要だ。腰を支えることができ、やや後ろに反ることができて、腰を支えられる仕組みの椅子がよい。椅子の高さも、腰掛けている際のひざの高さと同じかやや低く、足が地面に楽に着く程度が適している。腰掛ける時は、お尻を椅子の奥まで進めて座り、椅子が自然と腰を支えられるようにしなければならない。
韓太倫(ハン・テリュン)ソウル大学病院・リハビリ医学科教授
資料提供 医学教育サイト バーチャルエムディ
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