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郵便受けの爆弾爆発6人負傷 米中部3州

郵便受けの爆弾爆発6人負傷 米中部3州

Posted May. 06, 2002 09:56,   

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米国のイリノイ州など中部の3つの州で、家庭用郵便受け13カ所に鉄パイプ爆弾が仕掛けられているのが発見され、当局が捜査に乗り出した。

3日、イリノイ州とアイオワ州アズベリーなど5カ所で郵便受けを開けた瞬間、爆弾が爆発し、郵便配達人と住民など6人が軽い負傷をするなどミシシッピ川両岸の8カ所で爆弾が発見されたとAP通信が報道した。

4日にはここから西に560キロ離れたネブラスカ州の5カ所でも、爆弾が発見されたが、爆発はなかった。

ビニール袋に入っているこれらの爆弾は、郵便局を通じて配達されたものではなく、誰かが郵便受けに入れたもので、約2センチの大きさの鉄パイプと9ボルトの電池が付いていて、郵便受けを開けたり動かしたら、爆発する仕組みとなっていると関係者は伝えた。

一部の爆弾にはタイプで打った反政府の手紙が添えられており、その手紙には「郵便受けが爆発する!(中略)私は私ができる唯一の方法であなたの関心をひいている。もっと良い方法はだままだある」と言った内容が書かれていた。 差し出し人は「関心のある人」となっていた。

米連邦捜査局(FBI)の関係者は「4日、ネブラスカ州で発見された手紙のうち、少なくとも1つは3日発見された手紙と字が同じだ」とし、「米国内のテロまたは反政府活動家の仕業に見える」と明らかにした。 FBI は住民たちに鉄パイプと電線、電池などが郵便受けに入っていると、触らずに当局に申告するよう要請した。

米郵政局は爆弾発見地域に対する郵便配達を一時中止した。また、住民たちに郵便受けを空けておくよう要請した。



konihong@donga.com