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ノート型パソコンに三重保安

Posted May. 09, 2002 10:40,   

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会社員のハン・ギョンテさん(33)は先月中旬、ノート型パソコンを盗まれた。200万ウォンもする高価なノート型パソコンがなくなったのも心が痛かったが、それより会社の書類をはじめ取引先の重要な資料が丸ごとなくなったのにはあわてた。

しかし、ハンさんは1週間でこれを取り戻した。自分のノート型パソコンがオンラインすると同時に、資料共有サイトのGサイトに自動ログインされるよう環境設定をしておいたためだ。

ハンさんはノート型パソコンを盗まれた直後にこのサイトに入ってみた。自動ログインが設定されていることを知らない犯人が盗んだノート型パソコンでインターネットに接続し、その都度接続した位置が記録された。ハンさんは直ちに警察にこのことを通報し、警察はこのサイトからログインの記録とIP住所を確保し犯人を捕まえた。

持ち運びできることからユーザーが増えているノート型パソコンは、その便利さだけに盗難の懸念も高い。これに備えてハンさんのようにオンラインと同時にサイトに自動的にログインされるよう設定しておくのも、なくしたノート型パソコンを見つける一つの方法だ。

一方、盗難そのものを防ぐためのハードウェアも地味な人気を得ている。これらの製品はノート型パソコンを取り出せないよう机や周辺装置にノート型パソコンを固定させたり、ノート型パソコンを持って移動すると警報音が鳴るようになっている。代表的な製品がターガスランド(www.targusland.com)の「デプコンシリーズ」。

ターガスランドのデプコン1は盗難防止アラームシステムで、ノート型パソコンの横面にある端子(ケンシントン・ロック)に差し込んで番号を回しロックする。ケーブルを切ったりノート型パソコンを動かすだけでも大きくアラームが鳴るようになっている。デプコン1は7万7000万ウォン、警報装置のないデプコンCLは5万9000ウォンだ。

コンピュータの中に保存されている重要な情報を人が見られないようにすう情報流出防止用パソコンロック装置もある。サンライズシステム(www.sunrisesystem.co.kr)が8日市場導入した「ラッキー」は普通の鍵の形をした「汎用直列バス(USB)コネクター」で、コンピュータの端子に差し込んだまま作業中しばらく休む時に、この鍵を抜くだけで遮断画面が設定される。

ラッキーはスクリーン・セーバーとその機能が似通っているが、鍵を抜く瞬間リアルタイムで稼動しパスワードが流出する心配もない。3万3000ウォンと安価なうえ、ポータブルで標準USBを使うため、全てのデスクトップとノート型パソコンに連結できるのが長所だ。



changkim@donga.com