米ドルで5千ドルを超える金額をクレジットカードで決済する時、韓国銀行に申告しないなど、外国為替取り引き規定を知らなくて制裁を受ける場合が大きく増加した。
12日、韓国銀行の発表によると、外国為替取り引き規定違反で検察に告発されたり、外国為替取り引きの停止などの制裁を受けた件数は、2000年に32件、去年は117件、今年の1月〜4月は76件となり、毎年増加傾向を見せている。
制裁の理由はクレジットカード使用違反が135件(60%)で最も多く、次は海外借り入れの違反が25件(11.1%)、海外証券取得違反19件(8.4%)などだ。
国内で米ドル5千ドルをを超える取り引き代金をクレジットカードで決済する時は、韓国銀行に申告しなければならないが、海外の事業者が経営するインターネットショッピングモールを通じて物を購入したり、航空券などを購入する時に申告しない場合が多かった。
韓国銀行国際局のイ・ミョンヒ次長は「制裁件数の8割は申告漏れのケース」とし「予め関連規定を問い合せするか確認(www.bok.or.kr、02−759−5775)すると便利」と述べた。
金相哲 sckim007@donga.com