6月13日の統一地方選挙を1ヵ月後に控えた現在、首都圏の仮想対決で、ソウル市長と京畿道(キョンギド)道知事の選挙は、野党ハンナラ党と与党民主党の候補が1〜2%程度の支持率の差で接戦を繰り広げており、仁川市(インチョンシ)市長選挙は、ハンナラ党候補が比較的大きな差で優位に立っていることが分った。
東亜(トンア)日報とコリアリサーチセンター(KRC)が11日、ソウル市514人、京畿道500人、仁川市500人を対象に、電話によるアンケート調査を行った結果、ソウル市長は、ハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)候補が32.4%、民主党の金民錫(キム・ミンソク)候補31.3%で、両者の支持率の差が1.1%に過ぎなかった。
京畿道知事は、ハンナラ党の孫鶴圭(ソン・ハッキュ)候補26.7%、民主党の陳稔(チン・ニョム)候補28.7%で2%の差だった。仁川市長はハンナラ党の安相洙(アン・サンス)候補28.5%、民主党の朴商銀(パク・サンウン)候補15.1%で8.4%の格差を見せた。
しかし、京畿道仁川(キョンギコ・インチョン)地域の場合、80%以上が誰が候補として出馬するのかを知らず、とくに仁川市長は支持候補を明らかにしない回答者が54.4%にのぼり、今後の状況が流動的であるものと分析された。
今回の調査の標本誤差は、ソウルは95%±4.3%、仁川京畿は±4.4%だった。
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