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李会昌、盧武鉉、3金との連帯に神経

Posted May. 13, 2002 10:33,   

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12月の大統領選挙の前哨戦となる「6・13」地方選挙を1カ月先に控え、野党ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)大統領候補と、与党民主党の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領候補の両陣営が、地方選挙への協力も含め「3金(金大中、金泳三、金鐘泌)」との多角的な連帯を模索している。

しかし、3金との連帯は「3金政治の清算」という大義名分に反するうえ、一勢力との連帯が他の勢力とのかっ藤を生み出すという複雑な政治力学構造のため、両陣営とも、3金との関係設定に頭を悩ませている。

▲李会昌候補とハンナラ党〓ハンナラ党は、地方選挙で、嶺南(ヨンナム)地域の勝利の保障を得るには、金泳三(キム・ヨンサム)前大統領の暗黙の協力が避けられないとみて、近いうちに、李会昌候補がYS(金泳三前大統領)の上道洞(サンドドン)にある自宅を訪れるなど、YS側との関係改善を積極的に乗り出す方針だ。

これに先立ち、党代表への選出が有力視されている徐清源(ソ・チョンウォン)最高委員は11日、YSの自宅で夕食をともにした。

しかし、李会昌候補陣営は、YSとの間で地方選挙の公薦を話し合うなど、政治的な連帯を持つことが、得票戦略に必ずしも役に立たつとは限らないと判断し、政治の元老として丁重に礼遇はするものの、政治的には独自の立場を示す方針だ。

李候補は、野党自民連の金鍾泌(キム・ジョンピル)総裁に対しても、国会で政策協力を進めるものの、忠鋻南道(チュンチョンナムド)の選挙では、対立候補を立てるなど二重戦略を進めている。

金大中(キム・デジュン)大統領に対しても、中立内閣を作って、朴智元(パク・チウォン)大統領秘書室長や辛建(シン・ゴン)国情院長を辞任させるなどの可視的な措置を取る場合、攻勢を自制する方針だ。

▲盧武鉉候補と民主党〓「DJとの違いはない」と公言した盧武鉉候補も、DJの息子らの不正関連の疑惑で、支持率下落や停滞の現象が現われている状況を深刻に考え、制限的ではあるが、DJの実情に対しては、積極的に批判と代案の提示を模索している模様。

盧候補陣営の中核参謀は「現政権が、国民に背を向けられた決定的な理由は、人事政策のためだ。これに対する制度的な代案を提示する」と述べた。

盧候補はまた、釜山(プサン)市長候補の推薦をめぐって、党内外の反発と批判にもかかわらず、YSとの連帯を進める方針だ。



宋寅壽 尹永燦 issong@donga.com yyc11@donga.com