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金大統領 「権力者の家族、親族への監視強化」を求める

金大統領 「権力者の家族、親族への監視強化」を求める

Posted May. 14, 2002 09:32,   

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金大中(キム・デジュン)大統領は13日、腐敗防止委員会の業務報告を受ける席で「今後、権力者の家族、親族やその周辺を監視・観察する制度的努力を強化してほしい」と述べた。

金大統領は「最近、私の息子や周辺の問題で国民に心配をかけていることを申し訳なく思っている」と息子らの不正疑惑に対し繰り返し謝罪した後、「これ(制度的努力)が息子問題を機に大変重要なことだと実感し、改めて強調する」と述べた。

金大統領の発言はこれまで家族、親族の管理に問題があったことを認め、家族、親族への管理システムの制度的改善策を求めたものと解釈できる。今回の謝罪は朴仙淑(パク・ソンスク)広報首席秘書官を通じた間接謝罪(4月26日)、国民に対する声明発表(5月6日)、閣議(同7日)、主要幹部会議での謝罪(同10日)に続いて5回目だ。

金大統領はまた「現政権はこれまで4年間、政治の腐敗撤廃のため努力してきており、政経ゆ着、官の口利きによる金融慣行は、ほとんど改善された。しかし、まだベンチャーなどほかの分野には問題が解決されなかったため、腐敗撤廃が遅々として進んでいないという批判を受けている」と語った。

それに加え、単に官と民の間だけでなく、民と民の間にも腐敗が残っていると語り、国民自らが腐敗のない社会づくりに参加し、新しい時代を切り開くよう求めた。



李哲熙 klimt@donga.com