外資系と機関投資家の「買い注文」に支えられ、株価が3日連続上昇して12日ぶりに860ポイント台を回復した。
総合株価指数は15日、前日より25.25ポイント(3.02%)高い862.62ポイントで取り引きを終えた。この3日間で44.69ポイント(5.5%)上昇した。コスダック指数も1.68ポイント(2.19%)上昇し78.34ポイントで取り引きを終えた。
▲外資系の三星(サムスン)電子の買い越しにより株価急騰〓外国人は15日、UBSウォーバーグ証券窓口(39万株)などを通じて三星電子の株式49万株、1852億ウォンを買い越した。これは外資系の買い越し(2579億ウォン)の71.8%に達する規模だ。この日の三星電子株価の終値は5.03%増の37万6000ウォンで、3日間で12.6%も跳ね上がった。
外国人が積極的に三星電子の株式を買収したのは、同日未明取引を終えたナスダック指数が66.51ポイント(4.02%)も急騰して1、719.05ポイントとなり、1、700ポイント台を上回ったためだ。ダウ指数も1.87%上昇し10、299.18ポイントで取り引きを終えた。
▲880〜900台で落ち着く見通し〓グッドモーニング投資信託運用のカン・シンウ常務は「外国人の三星電子買いは一段落したが、経済のファンダメンタルが大きく改善していないため、当面は総合株価指数は850〜900ポイントのレンジ相場が続く」と予想している。
大宇(テウ)証券のホン・ソングク投資分析部長も「5月13日、取引中の最安値だった804.91ポイントが底値だと確認したが、追加上昇のためには米証券市場と経済の安定、輸出拡大などの好材料が必要だ。株価の上昇基調が続くには厳しい局面にある」と指摘した。
洪贊善 hcs@donga.com