Go to contents

KT、SKTに株式の相互交換を提案

Posted May. 25, 2002 11:05,   

한국어

KT(旧韓国通信)の李相哲(イ・サンチョル)社長は24日「SKテレコムがKTにそれぞれに保有している株式持ち分の相互交換を提案すれば、これを受け入れる意向がある」と述べた。

李社長はこの日、記者懇談会を開き「韓国最大手の無線事業体であるSKテレコムが有線分野の最大手であるKTの最大株主だというのは誰がみても不自然だ」とし、このように述べた。

KTの民営化に向けた政府保有の持ち分を売却することで、SKテレコムは交換社債(EB)を含めてKTの株式の11.34%を持つようになった。また、KTはすでにSKテレコムの持ち分9.27%を保有している。

同社長は「SKテレコムがKTの民営化に参加した理由が、三星(サムスン)をけん制しKTが持っているSKテレコムの持ち分のため株価が下落するのを防ぐためのものだったとすれば、それはすでに解決ずみだ」とし「万が一、持ち分全体を相互交換するのがむずかしいならば、第2の株主であるテムプルタン投資信託が最大株主になる程度の線で交換してもいい」と付け加えた。

現在、テムプルタン投資信託は海外株式預託証書(DR)の形で4.4%のKT持ち分を持っている。また、マイクロソフトは新株買収権付社債(BW)で3.0%、LG電子は2.27%を各々に保有している。

李社長は、また「もしSKテレコムが現在の持ち分を維持したり持ち分をさらに多く確保しようとするならば、われわれも驚くような対応措置を取りたい」考えを強調した。

しかし、SKテレコムは李社長の「株式の相互交換」の提案について「長期的には分らないが、現在としては全く考慮せずにいる」と一蹴した。



河壬淑 artemes@donga.com