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「トレーニングにベストを尽くし・・・ベスト16の実を結ばせたい」

「トレーニングにベストを尽くし・・・ベスト16の実を結ばせたい」

Posted May. 25, 2002 11:05,   

한국어

「我々は韓国に休暇に行くのではない。ベストを尽くしてトレーニングしたから、我々が必ず決勝トーナメントに進出すると堅く信じて韓国に来た。」

2002ワールドカップサッカー大会の1次リーグD組の韓国の第2試合の相手、米国サッカー代表チームのブルース・アリーナ監督が、韓国入りに先立ち、ニューヨーク・ケネディ空港で開いた米国記者団とのインタビューで強い自信を示した。

98年フランスW杯当時、米国チームのGKとして活躍したケラーは、「前大会の時より余裕ができた。米国チームの力を信じてくれ」と出場への覚悟を表明した。

選手23人とコーチングスタッフ、協会関係者ら40人余りからなる米国代表チームが24日、韓国行き飛行機に乗り込み、長旅の末同日午後仁川(インチョン)空港を通って入国した。米国チームは到着後すぐ、宿所のソウル・マリアットホテルに移動、時差に慣れるために休息を取って長旅の疲れを癒した。

昨年9月11日に続くテロ再発が懸念されている中、米国代表チームはこの日、米国籍の航空機ではない大韓航空を利用して韓国入りし、宿所では効率的な統制のために同じ階に位置した24部屋のみを利用するなど、保安に格別な注意を払っている。特に、米国中央情報局(CIA)は要員を派遣、韓国行き飛行機内からすでに自国の選手団に密着して警護した。

韓国のW杯安全対策本部も、米国代表チームの入国の瞬間から機関銃と狙撃用銃器で銃武装した警察特攻隊1チームを動員し、宿所に移動する間ヘリコプターと防弾車に搭乗した特攻隊がエスコートする中「ノンストップ通過」を実施し、テロの可能性に備えるなど緊張した様子だった。

この日米国選手団が泊まるマリアットホテルの周囲には、警察武装兵力を配備し、24時間警戒に突入した。

米国代表チームは、25日からソウルのミサリ練習球場で本選に備え現地に適応するための本格的トレーニングを行う。28日と30日にはそれぞれウルグアイ、コスタリカと非公開試合も行う予定。

一方、同日米国サッカー協会は、98フランスW杯で3戦全敗で本選1次リーグ落ちした代表チームの士気を高めるため、甘いボーナスを約束したとされる。USAトゥデイは、米国代表チームが決勝トーナメントに進出すれば、韓国と同様185万ドル(約22億ウォン)の基本ボーナスに加えて、1試合当たりの勝ち点を計算し、1点当たり10万ドルの特別ボーナスを追加で支給すると報じた。



鞖克仁 bae2150@donga.com