韓国が堅調な製造業の基盤を土台にして、向こう5年間、年平均60億ドルの外国人投資を誘致するだろうとする展望が出た。
産業資源部によると、英国の経済週刊誌、「エコノミスト」の投資とビジネスコンサルティング専門機関、「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」は、27日発表した韓国に対する投資展望報告書の中で、韓国での外国人投資環境について、このように展望した。
この報告書は、韓国が2002年から2006年まで、年平均60億ドルの外国人投資を誘致できるだろうとしており、とりわけ有望な投資対象として、通信技術と高齢化に備えた産業、金融サービスなどを挙げた。
また「政治、経済的な安定、技術力を蓄積した製造業基盤、巨大な消費市場などを長所として生かすとき、事業環境が大きく好転するはず」としながらも「外国為替を取引する上での各種規制と、労働市場の柔軟性不足、強硬な労組、官僚主義などの問題をいかに克服していくかに、成否がかかっている」と指摘している。
申致泳 higgledy@donga.com