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国民体育振興公団理事長に逮捕状請求

Posted May. 29, 2002 22:27,   

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ソウル地検特別捜査第2部は29日、崔一鴻(チェ・イルホン)国民体育振興公団理事長が、昨年2月にタイガーブールス・インターナショナル(TPI)がスポーツくじ事業者に選定される過程に介入した手がかりをつかみ、捜査に乗り出した。

検察は、崔理事長が、TPIがスポーツくじ事業者に選定される直前まで、TPI代表の宋在斌(ソン・ジェビン)氏と数十回にわたって電話で連絡を取り合っていた事実をつかみ、崔理事長がTPIのシステム上の問題を指摘した公団の検査結果を黙殺して、事業者選定過程に介入したかどうかを捜査している。

検察はまた、崔理事長がTPIのスポーツくじ事業者選定過程に介入し、その見返りを受け取ったという情報の事実確認を急いでいる。

検察は同日、崔理事長に対し、昨年9月にTPIの電算システム構築工事を受注したLG−EDSから、システム検査の過程に便宜をはかるように依頼され、その見返りに1億ウォンを受け取っていた容疑で、逮捕令状を請求した。

検察は、LG−EDSのキム某前常務が工事の一部を他の会社に下請けに出し、そこから作った秘密資金1億ウォンを崔理事長に現金で渡していたこととしている。

しかし、LG−EDSは「崔理事長を含め公団の誰にも、金品を渡したことはない」と金品提供の事実を強く否定している。



李相錄 myzodan@donga.com